不動産屋がたくさんありすぎて、どこに行けばよいかわからない…
なかなか良い物件が見つからない…
不動産屋行ったけど、いい物件を紹介してもらえない…
そんな悩みを解消します。
はじめてお部屋探しをする人にとっては、不動産屋に行くのも、すごく不安な事だと思います。
押し売りされないか?高い賃料の物件を進められないか?など、悪い不動産屋の噂も聞きます。
また、何度か引っ越しを経験されている人の中で、不動産屋で嫌な思いをしたという人も多いのではないでしょうか?
良い不動産屋を見つける事は、良い物件を見つける近道です!
この記事では、不動産会社の見分け方や選び方、良い営業マンの特徴について記載しています。
これからの不動産屋選び、お部屋探しのお役に立つ情報となっていますので、最後まで、読んでいただければと思います。
本記事の内容
- 不動産屋に行くなら管理会社に行くべき理由
- 不動産屋を訪問するときのポイントと注意点
- 担当営業によっても差があるので注意が必要
本記事の信頼性
この記事を書いている私は、賃貸不動産総合管理会社に 10年以上、勤務しており その経験から記載しております。 取得資格 |
不動産屋に行くなら管理会社に行くべき理由
覚えておこう!不動産屋には2種類ある。
実は、賃貸物件を紹介してくれる不動産屋には、管理会社と仲介会社の2種類あることをご存じだろうか?
管理会社と仲介会社とでは役割が違います。この違いをまず覚えて下さい。
管理会社
物件の募集から管理までを行い、直接家主様とやり取りしている。
入居中の対応から、更新、解約の受付、退去後のクリーニングなど、すべてを行います。
仲介会社
物件の紹介のみ行う。申込から契約手続きの斡旋までをメインで行う。
なぜ管理会社に行くべきなのか!理由その1
まず初めに大事なポイントとして、基本どこの不動産屋に行っても紹介される物件は一緒ということ。
不動産屋では、お客様に物件を紹介する際に不動産業者の間で情報を共有しているサイトの「レインズ」や「ATBB」から物件を検査検索し、お客様の条件に合うものを紹介します。
なので、何社も不動産屋を訪問しても、あまり意味がありません。
ただ、ここでポイントなのが、管理会社はそうではないという事!
簡単に説明すると管理会社の場合は、この不動産業者間サイトに登録されていない物件が紹介できるからです。
管理会社の場合は、自分の会社で管理している物件を、自分の会社だけで紹介する事が可能です。
つまり
仲介会社は不動産業者間サイトからのみ紹介可能
管理会社は不動産業者間サイト+自社管理物件から紹介可能
仲介会社に行くよりも、管理会社に行った方が、紹介される物件量も多く、管理会社でしか募集していない掘り出し物件を紹介してくれる可能性があるので、不動産屋を選ぶなら管理会社を選んで行くべきという訳です。
なぜ管理会社に行くべきなのか!理由その2
管理会社は、直接オーナー様と取引しているので、交渉事や相談事などの融通が利きやすいといったメリットがあります。
また、建物内の入居者の情報やオーナー様の情報も知っているので、下記のような情報もすぐに教えてくれます。
・小さいお子様も住んでいる物件なので、お子様が産まれても安心ですよ。
・以前にどんなトラブルがあったか教えて欲しい。
・オーナー様がどんな方で、あいさつした方がよいか聞きたい。
仲介会社は、申込から契約までの斡旋がメインですので、管理会社のように入居者情報やオーナー情報までは知りません。
管理会社だからこそ知っている貴重な情報が聞けるのは、管理会社に行くメリットだと思います!
管理会社と仲介会社の見分け方
では、どうすれば管理会社と仲介会社を見分ける事ができるのか!?
SUUMOやHOME’Sといったお部屋探しサイト・アプリの不動産情報を見ても正直わかりません。
一般の人が見分けるのは難しく、直接問い合わせするしか方法がありません。
ただ、それだと何社にも電話しないといけないので手間がかかり面倒くさいですよね。
そんな時のために、管理会社と仲介会社の見分けるためのポイントがるので参考にしてみてください。
不動産屋には、それぞれ登録番号があり、先ずは、それを確認してください。
国土交通大臣免許(6)第〇〇〇〇号
東京都知事(2)〇〇〇〇〇号
ここで重要なのは、( )内の数字が大きいか、小さいかを確認すること。
この番号は不動産屋が何年経営しているかを見極める基準になります。
不動産屋は業務をするために免許の取得が必要で、免許を取得すると、例のような登録番号が付与されます。また、不動産業を続けるには5年毎に更新が必要となります。
そして更新をする毎に、( )内の数字も更新され、(1)から(2)、(2)から(3)と増えていきます。
つまり、この( )内の数字が大きいほど、長く不動産業をしている事になります。
そうすると、(1)の不動産会社より(6)の不動産会社の方が、何十年とお店を経営しているので、それだけ管理できる物件を多く仕入れている事はわかり、管理会社の可能性が高いという訳です。
逆に(1)は一回も更新していない訳ですから、5年未満の新しい会社となり、管理できる物件をそう多くは持っていません。なので、仲介会社の可能性が高くなります。
以上のことから、事前に登録番号の( )内の数字を確認しておくと、管理会社か仲介会社なのかの判断材料になるので、参考にしてみてください。
不動産屋を訪問するときのポイントと注意点
不動産屋に訪問する際は、必ず予約をしてから行く
結構多いのが、予約しないで直接不動屋に行く人です。
予約せずに訪問すると、予約の方が優先されてしまい、場合によっては対応くれないケースや、お部屋探しの条件だけを聞き、後日連絡しますと帰されてしまうこともあります。
これでは、その場で物件紹介や内見もできないので、時間と交通費が無駄になります。
特に、1月~3月は繁忙期なので、来客数も多く営業スタッフは本当に忙しいです。
探す時期にもよりいますが、事前に予約を取っておけば、営業マンも時間を割いて、しっかりと対応してくれるので必ず予約を取ってから訪問するようにしましょう。
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大手不動産会社と地域密着型では特徴が違う
訪問先の不動産屋が大手不動産会社なのか地域密着型の不動産会社なのか事前に確認しておきましょう。
それぞれのメリットとデメリットを理解しておけば、あなたに合った不動産屋が見つけやすくなりますよね。
地域密着型の不動産
メリット
- 賃料や礼金など、交渉が通りやすい
- 掘り出し物件を紹介してくれるかも
- エリアに詳しく、地元ならではの情報を教えてくれる。
デメリット
- 担当地域以外は弱い
- 接客態度がピンキリ
大手不動産
メリット
- 接客態度が良好
- 契約までの段取りが丁寧
- 初期費用をカードで分割できることがある
- 割引キャンペーン等がある。
デメリット
- 会社のルールが厳しく、融通が利きにくい
- 交渉事が通りづらい
担当営業によって差があるので注意が必要
口コミでどんなに良い不動産でも、最終的には担当しくれた営業マンが良くなければ意味がありません。
担当営業マンもノルマがあり、数字に必死なため強引に進めてくる事もあります。
信頼できる人、頼れる人など、良い営業マンを見極める事も重要なポイントです。
要望を細かく聞き、希望に沿ったお部屋を紹介してくれる。
お客様目線にたってくれる営業マンは、相手の条件を詳しく聞き、状況やお部屋探しの背景までも理解するように努めます。
しかし、ある程度の条件しか聞かずに物件を紹介してくる営業マンは、自分都合の物件しか紹介してきません。
営業成績のため、予算よりも高い物件ばかり紹介されることも。
メリットだけでなく、デメリットも教えてくれる。
メリットを伝えることは、どの営業マンでも出来ます。目先の申込だけを考えている営業マンとは違い、引越し後の事まで、ちゃんと考えてくれている営業マンは、物件や周辺環境含めデメリットもお客様目線で、しっかりと伝えてくれます。
お客様のペースに合わせて、対応してくれる。
「早く来ないと、いい物件がなくなってしまいますよ!」とか「早く決めないと取られちゃいますよ」など、なんでも急がせようとする営業マンはおすすめしません。
確かに、よい物件は人気なのですぐに無くなってしまいますが、物件はめぐり合わせなので探すタイミングが重要です。なんでも急がせる営業マンは、とりあえず来店させたい、申込を取りたい感がすごいです。
相手にあわせる営業マンは、心に余裕があるので、その後の対応も安心して任せられます。
説明が分かりやすい。
知識が浅く、経験が少ないと、説明に矛盾が多く分かりづらい事も多くなります。逆に、知識が豊富で、経験が多い営業マンは説明が分かりやすいです。
連絡をこまめにくれる。
意外と多いのは、申込をするまではとても対応が良かったが、その後、急に対応が疎かになり、対応が雑になったという声を多く聞きます。
営業マンは数字があるので、申込を取る事に必死です。何件も申込を取らないと数字にならなので、新しいお客様を優先してしまいます。
良い営業マンは、申込後も丁寧に対応してくれるので、連絡もまめにくれます。状況毎に
連絡をこまめにくれる営業マンは仕事もまめで、良い営業マンです。
まとめ
たくさん不動産屋に行ったからといって、よい物件が出てくる訳ではありません。
訪問する不動産屋が管理会社なのか、仲介会社なのか事前に確認しておくことで、何社も訪問する必要がなくなり、効率よく物件が探すことができます。
また、担当の営業マンが合う、合わないもあるので、もし営業マンの対応が合わないと感じた時は、遠慮なく担当者を変更しもらうか、不動産屋を変えた方がよいです。
ぜひ、この記事を参考にして、良い物件を見つけてください。
最後まで、お読みいただきありがとうございました。
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